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奈良県奈良市富雄元町2丁目6-48ライオンズプラザ富雄1F
富雄駅より徒歩3分
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下肢血管疾患

足には心臓から足へ血流を送る動脈と、心臓へ血流を戻す静脈があります。どちらの血管が痛んでも、足に痛みやむくみがでます。足の血管をエコー検査で調べて、それぞれの病態にあった治療をご紹介します。

閉塞性動脈硬化症

足の動脈にコレステロールなどが溜まって、血管が狭くなり、血流が悪くなる病気です。足の指先が冷たくなり、少し歩くとふくらはぎに痛みが出ます。病状が進行すると、じっとしているときも痛みがひどく、指先が黒くなり、潰瘍ができることもあります。当院では下肢血管エコー検査やABI(血圧脈波検査)で足の血管の詰まり具合を調べます。治療は、歩行リハビリ・内服治療・カテーテル治療などがあります。

深部静脈血栓症

足の静脈に血栓ができて、血流が心臓へ戻って来られなくなり、片足が急に赤く腫れあがります。長時間じっとしている姿勢をとると、血栓ができやすく、エコノミー症候群とも呼ばれています。血栓が肺に飛ぶと呼吸困難を起こします。下肢血管エコー検査で血栓が見つかれば、血栓を溶かす薬を開始します。

下肢静脈瘤

足の静脈にある弁が壊れて、血流が逆流する病気です。長時間の立ち仕事をされている方や妊娠後の女性に多くみられます。最初は足の静脈がぼこぼこ目立つだけですが、進行すると夜中にこむらがえりが起こったり、夕方に足がむくんでだるさがひどくなります。今はカテーテル治療ができるようになったため、日帰り手術で治すことができます。手術以外には弾性ストッキングで症状を改善できます。このような症状でお困りの方は、お気軽にご連絡ください。